なぜクリケットで勝てないのか?ダーツのルールと“勝ち方の構造”を解説

【前提】

ここでは、本来のクリケットの用語である
クローズ、カットではなく、
わかりやすくするために日本でよく使われている表現を採用します。
・自分のエリアにする → オープン
・相手のエリアを締める → クローズ

法則【A】有利な状態で投げる回数が多いほど勝ちやすい

極端な話ですが、
自分が20エリア、相手が19エリアを持っているとします。

同じシュート力であれば、
ラウンド数が進むたびに点差は自然と開いていきます。
つまり、20を持っている状況では、
必ずしも19を締めに行く必要はありません。

相手がクローズに来なければ、
点差は開くばかりで、ラウンド数そのものが味方になります。

クリケットでは
「有利な状態で投げられる回数」
これ自体が大きなアドバンテージになります。

法則【B】相手にクローズを強いる

相手にクローズを強いることで、
ゲームを有利に進めることができます。

理由は明確です。

クローズは、
1本で締められなかった場合、
次の1本は最高でも2マークにしかなりません。

さらに、
1本目・2本目が各1マークだった場合、
3本目がいくらトリプルに入っても1マーク扱いになります。

この過程で、
スタッツに反映されない損が必ず発生します。

一方で、
・オープン
・加点
は、入った分がそのまま意味を持ちます。

ただし、
オープンは相手に新たなクローズを強いますが、
加点は相手に新たなクローズを強いるわけではありません。

この構造から、重要度は次の順番になります。

オープン > 加点 > クローズ

相手にクローズをさせる回数が増えるほど、
1本、2本と無駄が積み重なります。

結果として、
同じスタッツを打っていても、
無駄のない側が有利になります。

法則【C】戦略の順番

1)相手より大きな数字で加点できる状況を作る

点数が多少負けていても、
相手が大きな数字を持っていたらクローズに行きます。

たとえば、
相手が20持ちで20点、
自分が19持ちで19点の状況。

ここで相手が3本使って19をクローズしてきたら、
迷わず1本目から20をクローズしに行きます。

2)大きな数字を持ったら、加点でリードする

少しのリードで、無理にクローズへは行きません。

クローズの失敗、
あるいはクローズに3本使ってしまうことで、
相手に逆転の目を与えることがあります。

3)リードしたら、3本目でクローズトライ

相手の実力を見て、
安全圏だと判断した場合は、
2本で加点し、3本目でクローズを狙います。

4)前ラウンドのクローズトライを引きずらない

前ラウンドでクローズトライが失敗した場合、
次のラウンドでは再び加点に戻ります。

リードが作れたら、
今度は他のナンバーのオープンを狙います。

理由は、
【B】で説明したクローズの不利を避けるためです。

さらに、
エリアを2つ持つことで、
大きな数字のエリアを守りやすくなります。

5)得意なエリアで勝負する

たとえば18と17では、
17の方が縦ラインで投げやすい人もいます。

17は点数では不利ですが、
シングルに入りやすいというメリットがあります。

同様に、
ブルが得意な方であれば、
16をオープンするより良い結果が出る場合もあります。

【まとめ】

以上が、私のクリケットの法則です。

10年前、このような投げ方をすると、
否定的な反応を受けることもありました。
自分の法則に則ってプレイしているだけですが、
舐めプだと思われたこともあります。

現在では、
同じような考え方で投げている方も
増えてきているのではないかと感じています。

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