SIGメソッド第4章|スプリットポイント ― 失投の9割はここで決まる

関連語録:スプリットポイント

なぜ肘が抜けるのか。なぜ手首が外に逃げるのか。なぜ外回転してしまうのか。これらの謎がすべて解けるのがスプリットポイントという概念です。

スプリットポイントとは何か

スプリットポイントとは、ダーツと指の軌道が自然に分かれ始める位置のことです。前腕の動きが上から下へ切り替わる境目であり、肘よりも手首が前に出た位置です。感覚的には加速の始まりを感じる場所です。

スプリットポイント手前で失投する理由

スプリットポイント手前で肘を上げると、腕は前に伸びず上に跳ね上がってしまいます。この瞬間、無意識に「ターゲットより上に飛ぶ」と感じた脳が、肘を外か手前下に逃すか、手首を逃して投げてしまいます。結果として手が右回転します。これがスプリットポイントの手前での失投です。

スプリットポイントを過ぎて失投する理由

ダーツを長く持ち、思ったより沈んだと感じた瞬間、脳は肘を上方に修正しようとします。同時に手首を返すとダーツが下へ飛ぶことも無意識に感じるため、手首を返せなくなり肩から吊り上げる形になります。手前でも過ぎても失投する。それほど繊細な基準点です。

素振りでスプリットポイントを確認する

スプリットポイントのズレは、力を入れない素振りではほとんど出ません。だからこそ素振りはスプリットポイントの基準位置を確認するのに最適です。試合の合間にも簡単に確認できます。

手首が肘よりも前に出た瞬間がスプリットポイントです。この位置から肘のシフトと加速が始まります。ここより手前で手首を返すと上方向へ、過ぎると届かなくなります。

まとめ:スプリットポイントを知ることで、失投の原因が明確に見えるようになります。

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