SIGメソッド第12章|前腕リミット ― 腕の通り道を先に決める技術

関連語録:前腕リミット

ダーツが安定しない時、多くの人はフォームの問題だと考えます。しかし本当の原因は、腕の通り道が毎回決まっていないことです。

前腕リミットとは

前腕を力を抜いて外側へ倒していくと「ここまで」という自然な限界が現れます。この限界を基準ラインとして、スロー前に腕の通り道を決めてしまう技術です。スローが始まる前にレールが引かれている状態を作ります。

なぜ微調整が消えるのか

通り道が決まっていない状態では、スローが始まった瞬間から無意識が「どこを通すか」を処理し続けます。前腕リミットによって基準ラインがスロー前に決まっていると、この処理が消えます。無意識がスローだけに使えるようになります。

前腕リミットの出し方

いつものようにセットアップし、肘はその場に置いたままにします。前腕を力を抜いて外側へ自然に倒れるところまで任せます。「ここまで」という位置で前腕が止まります。ここがあなたの前腕リミットです。この状態を保ったまま、腰をほんの少し内側に捻り、肩甲骨を立てると前腕が自然に立ち上がります。

前腕を外側に自然に倒し、そこから腰と肩甲骨の連動で立ち上がった状態です。この限界を基準にすると、スロー中に腕が内外にブレなくなります。

まとめ:準備が再現性を作ります。スローが始まる前に通り道を決めておくことが、前腕リミットの本質です。

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