SIGメソッド第6章|小指アンカー ― 外回転を根本から消す技術

関連語録:小指アンカー / 縦方向パワーライン / 横方向スパイラルライン

いくら「外回転しないように」と意識しても、気づけば手は外回転してしまう。その原因と、イメージ一つで解決する方法を解説します。

なぜ外回転が起きるのか

外回転の原因は大きく3つあります。手首返しが早く肘で帳尻合わせをしてしまうケース、手首を外に抜いて調整しようとするケース、そして力の順番が崩れて指先から開く逆開きが起きるケースです。いずれも無意識で起きているため、意志の力だけでは抑え込めません。

縦方向パワーラインと横方向スパイラルライン

手には2つの力の道筋があります。縦方向パワーラインは肩・肘・手首・親指根元・人差し指根元へと通る力のラインで、正しい順開きはここから生まれます。横方向スパイラルラインは小指から人差し指へ連鎖する螺旋状のパワーラインで、外回転を消し、パワーを増加させる働きがあります。

小指アンカーとは

切り返しの瞬間に、小指の第三関節の外側に「重りが付いている」とイメージします。その重りが慣性によってその場に残ろうとする力が、小指から人差し指へ向けて自然に内回転スパイラルラインを作り出します。これにより手首返しの先走りを防ぎ、逆開きを封じ、外回転が消えます。力を入れる技術ではなく、イメージだけで実現できます。

切り返しの瞬間に小指側が一瞬残る感覚がポイントです。この状態では手首の外側の角度が変わらず、人差し指が内回転方向に動き、フィニッシュで手のひらが上を向きません。

まとめ:小指アンカーはイメージだけで外回転を根本から消せる、SIGメソッドの中核技術です。

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