SIGメソッド第9章|柔らかインパクト ― 受け取ることで力が生まれる

関連語録:柔らかインパクト

ダーツが先に行ってしまう感覚。力が空回りする感覚。手首と指を柔らかく使いたいのに硬直してしまう。これらはすべて「受け取らずに動かしてしまう」ことから来ています。

もしダーツが1kgのダンベルだったら

1kgのダンベルを送り出す時、先に行ってしまうような投げ方はしません。一度その重さを受け取り、体ごと前に出て、ダンベルと一緒に進むように送り出します。軽いダーツに対して、この「受け取ってから送る」感覚を忘れていることが失投の原因です。

柔らかインパクトとは

衝突を起こさないインパクトです。重さを一度受け取ることで筋肉を伸ばし、その反動を最大限に使います。ドアを勢いよく叩いて開けるのと、一度手を当ててからまっすぐ押し開ける違いです。急激なインパクトをしないことで筋肉にタメが生じ、柔らかいのにダーツがよく飛ぶ状態になります。

受けることでなぜ質が上がるのか

指先がその場で伸ばされるのでイメージラインから外れない。力の伝達の順番が正しくなる。指が開く方向に動くので外回転が起きない。力を入れなくても筋肉が伸び力がたまる。これらが同時に起きます。

手首に生まれる自然な張り

指が受ける使い方をすると、インパクトの瞬間に手首の筋肉に自然な張りが生まれます。腕と手首で作られたエネルギーを指が受け止めた時だけに現れる質の良い張りです。これが少ない力でダーツを飛ばす原動力になります。

まとめ:受け取ることで力が生まれる。柔らかインパクトはリリースの質を根本から変える技術です。

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